精油は水に溶けないの?
「精油は水には溶けない」
と学びました。
それは、
水は、極性分子
精油は、無極性分子
だからです。
お互い、自分達の結合を切ってまで、
相手と手を結びたくない!
混ざり合いたくない!
って感じなのかな。
でも、先日、本を読んでいたら、
わずかに溶けるものもあるらしいのです。
今日は、実験した結果をブログに書こうと思います。
今回は、先日、アロマスプレーを作った時に、
使用した精油を使って、確認してみました。
サイプレス
予想→溶けない
結果→白くにごる(溶けていない)
ジュニパー
予想→溶けない
結果→白くにごる(溶けていない)
シダーウッドアトラス
予想→溶けない
結果→白くにごる(溶けていない)
サンダルウッド
予想→溶けない
結果→白くにごる、大きな油滴が浮いている(溶けていない)
ペパーミント
予想→少し溶ける
結果→白くにごる(溶けていない)
予想→少し溶ける
結果→白くにごる、大きな油滴が浮いている(溶けていない)
ラベンダー
予想→少し溶ける
結果→白くにごる、細かい油滴
(溶けていない、細かい油滴は少しは水と混ざり合っている証拠?)
先に書いたように、
水は、極性分子
精油は、無極性分子
で、お互い仲良くないので、溶け合わないのですが、
極性の官能基を持っている成分は、
若干水に溶けるのではないかと予想しました。
ペパーミント → メントール(モノテルペノール類)
ラベンダー → 酢酸リナリル(エステル類)
しかし、目で見て、はっきり溶けている様子はありませんでした。
たった数滴では、わかないかもしれません。
もっと、精油の濃度を上げて、
水の中に、たくさんの精油分子を混ぜれば、
違いを観察できたかもしれません。
明確な答えが見つからないのは、
悔しいですが、実験は面白かったです。
よかったら、アロマスプレーを作った時のブログも読んで下さい。