orangetulip31のブログ

アロマとハーブが好き

ハーブの絵本

最近図書館へ行くのが好きです。

家から近い図書館は、綺麗で、涼しいです。

静かな場所で、たくさんの本に囲まれて、

好きな本はないかと探すのはいいですね。

私にとっては、良い気分転換になります。

 

今回は、ハーブの絵本を見つけたので、

借りてみました。

こんな本です。

 

絵本だから、ざーっと、

簡単に読めるのかと思ったら、

歴史や育て方、使い方、種類について、

たくさん書いてありました。

 

特に、育て方については、

絵が書いてあるので、

わかりやすく、勉強になりました。

例えば、最近、育てはじめた、

カモミールは、

花の収穫タイミングについて、

こんな風に描かれていました。

f:id:orangetulip31:20230928195651j:image

黄色いところが、大きくせりあがってきたら、

収穫するそうです。

絵がとてもわかりやすい!

 

本を書いた方は、植物が好きなんだと、

わかる1冊でした。

面白かったです。

 

ハーブの苗を買いました

秋から育てられるハーブはないかと、

ホームセンターへ。

ジャーマンカモミールを買ってきました。

f:id:orangetulip31:20230926141641j:image

 

ジャーマンカモミールは、

寒さに強くて、秋からも育てられると

本に書いてあったので、

チャレンジしてみることにしました。

 

秋から育てるカモミールは、

「梅雨とぶつからないので、

花がたくさん収穫できる」

と、良い点があるそうです。

 

カモミールは、

こぼれ種でも育つハーブ

病気の植物の近くに植えるとその植物が元気になるハーブ

と言われています。

 

昔、実家で育てたことがあります。

本当に元気で、よく育つハーブでした。

鉢植えで育てていたのですが、

次の春に、鉢植えから遠く離れた、

庭の土から、芽が出ていて、

びっくりしました!

こぼれ種が飛んで行ったのでしょうか。

 

植物を育てることは、元気がもらえますね。

「リンゴのような香り」を、

家で楽しめたら、と、

今から、春が待ち遠しいです。

 

 

 

 

ブレンドオイル作りました

友人に差し上げる為の、

ブレンドオイルを作りました。

f:id:orangetulip31:20230922113946j:image

 

・オレンジスイート

・ラベンダー

ティートリー

・サンダルウッド

 

それぞれ精油の特徴です。

・オレンジスイート

 気分を明るくする

 空気を浄化

今回のブレンドで、1番印象に残る香りです。

甘い香り、私は好きです。

気分を明るくしてくれます。

でも、どこか、リラックスできる香りです。

 

 

・ラベンダー

 リラックス

 香りが広く知られている

 緊張をやわらげる

ブレンドのまとめ役をとして、入れました。

フローラル、でも、草っぽいような香り、

嗅いだことのある香りをブレンドすることで、

全体をまとめてくれるかなと。

 

 

ティートリー

 リフレッシュ

 抗菌

ラベンダーとの相性がいい精油

これから風邪が流行る季節になります。

芳香浴をして、お部屋の抗菌、

風邪対策を兼ねて。

 

 

・サンダルウッド

 心を鎮める

 保留剤

深い鎮静へと導いてくれる香りは、

心を穏やかにしてくれます。

 

 

全体の香りをどうまとめたかというと、

はじめに、

オレンジの甘い香りがふわっと広がり、

次に、ラベンダーのフローラルな香り、

ティートリーのすっきりした香りが

続きます。

最後にサンダルウッドの落ち着いた木の香りが

残るようにと、仕上げました。

 

気に入っていただけるといいのですが、

後日お渡しする予定です。

 

 

ハーブシロップ

ハーブシロップを作ってみました。

f:id:orangetulip31:20230915132242j:image

 

☆材料

オリゴ糖 大さじ2

お湯 大さじ1

ドライハーブ 小さじ1

レモン果汁 お好みで数滴

 

ドライハーブは、

・ローズピンク

・ペパーミント、スペアミントブレンド

を用意しました。

ミントは、ペパーミントとスペアミント

ブレンドしました。

ペパーミントだけだと、すっきりさがとがっていて、

(それも爽快な感じで好きなのですが)

ブレンドをすると、まろやかになる気がします。

 

☆作り方

①湯とオリゴ糖カップに入れて湯せんにかけます。

f:id:orangetulip31:20230915132307j:image

 

②湯せんにかけて、温まったら、ハーブを入れます。

 

③湯せんからおろして、10分程置きます。

f:id:orangetulip31:20230915132322j:image

 

④茶こしでハーブを濾します。

f:id:orangetulip31:20230915132336j:image

f:id:orangetulip31:20230915132349j:image

 

⑤レモン果汁を加えて出来上がり!

左がローズシロップ

右がミントシロップ

です。

f:id:orangetulip31:20230915132357j:image

 

アイスルイボスティーに混ぜて、

飲んでみました。

ローズシロップは、甘い香り、

ミントシロップは、鼻に爽やかさが抜けて、

おいしく飲めました。

 

先日作った、パウンドケーキと一緒にいただきました。

f:id:orangetulip31:20230919121859j:image

暑い日にぴったりな飲み物になりました。

とてもおいしかったです。

ボタニカル柄エコバッグ

定期的に、100均パトロールをするのが、

大好きです。

 

久しぶりに、Watts(ワッツ)へ行きました。

ボタニカル柄のエコバッグが売っていたので、

思わず買ってしまいました。

 

f:id:orangetulip31:20230914173711j:image

 

素敵なものに出会えるのはいいですね。

心がときめきます。

 

もし、色が付いていたら、

こんな感じかなと、

イラストを描いてみました。

f:id:orangetulip31:20230919193409j:image

 

少しずつ、自分の時間が持てるようになるのは、

嬉しいことです。

 

 

精油は水に溶けないの?

精油は水には溶けない」

と学びました。

 

それは、

水は、極性分子

精油は、無極性分子

だからです。

お互い、自分達の結合を切ってまで、

相手と手を結びたくない!

混ざり合いたくない!

って感じなのかな。

 

でも、先日、本を読んでいたら、

わずかに溶けるものもあるらしいのです。

今日は、実験した結果をブログに書こうと思います。

 

今回は、先日、アロマスプレーを作った時に、

使用した精油を使って、確認してみました。

 

サイプレス

予想→溶けない

結果→白くにごる(溶けていない)

f:id:orangetulip31:20230906152707j:image

 

ジュニパー

予想→溶けない

結果→白くにごる(溶けていない)
f:id:orangetulip31:20230906152724j:image

 

シダーウッドアトラス

予想→溶けない

結果→白くにごる(溶けていない)

f:id:orangetulip31:20230906152718j:image

 

サンダルウッド

予想→溶けない

結果→白くにごる、大きな油滴が浮いている(溶けていない)f:id:orangetulip31:20230906152731j:image

 

ペパーミント

予想→少し溶ける

結果→白くにごる(溶けていない)f:id:orangetulip31:20230906152713j:image

 

レモングラス

予想→少し溶ける

結果→白くにごる、大きな油滴が浮いている(溶けていない)f:id:orangetulip31:20230906152655j:image

 

ラベンダー

予想→少し溶ける

結果→白くにごる、細かい油滴

(溶けていない、細かい油滴は少しは水と混ざり合っている証拠?)f:id:orangetulip31:20230906152701j:image

 

先に書いたように、

水は、極性分子

精油は、無極性分子

で、お互い仲良くないので、溶け合わないのですが、

極性の官能基を持っている成分は、

若干水に溶けるのではないかと予想しました。

 

ペパーミント → メントール(モノテルペノール類)

レモングラス → ネラール、ゲラニアール(アルデヒド類)

ラベンダー → 酢酸リナリル(エステル類)

 

しかし、目で見て、はっきり溶けている様子はありませんでした。

 

たった数滴では、わかないかもしれません。

もっと、精油の濃度を上げて、

水の中に、たくさんの精油分子を混ぜれば、

違いを観察できたかもしれません。

 

明確な答えが見つからないのは、

悔しいですが、実験は面白かったです。

 

よかったら、アロマスプレーを作った時のブログも読んで下さい。

orangetulip31.hatenablog.com

「香り」の科学を読んで

近所の図書館へ、

アロマやハーブに関する本はないか、

探しに行きました。

 

そこで、

「香り」の科学

という本があったので、借りて、

読んでみました。

 

気になっていた本でした。

今日は、読んだ感想を書いてみようと思います。

 

〇全体の感想

私は、アロマテラピーの資格を取得する時に、

・香りを感じる仕組み

 (鼻から吸い込んで、脳に届くまでのメカニズム)

・香りを取り出す方法

 (水蒸気蒸留法、圧搾法など)

精油の化学

(モノテルペン炭化水素など、香りの成分は数種類に分類される)

を学びました。

この本では、私が勉強した、アロマテラピーのテキストよりも、

より詳しく説明がしてありました。

 

特に私が興味深かったのは、

精油の化学」の部分です。

 

精油成分の特徴について

私は、ひとつの精油が、どんな香りかを勉強してきました。

例えば、ラベンダー。

爽やかな酸味を持ち、フローラルで、

やさしく心癒される香りです。

 

ラベンダー精油は、リナロールや、酢酸リナリルなど、

複数の成分が混ざり、香りを作り出しています。

そのひとつひとつの成分について、

名前は勉強しましたが、特徴、どんな香りかについては

詳しく勉強したことはありませんでした。

この本には、特徴や香りについて、書かれていました。

たとえば、リナロール。

2種類の異性体が存在し、

+体は、甘くフローラル

-体は、ラベンダーの香りが強い

そうです。

異性体は、分子式は同じで、構造式の異なる分子のことです。

説明は難しくても、分子構造が書かれていたので、

目で見て、違いを理解することができました。

 

〇官能基について

官能基にも、特徴的な香りがあると書かれていました。

例えば、ヒドロキシル基(ーOH)がつくと、

みずみずしい、花のような香り

になる傾向があるとのことです。

※官能基とは、ーOHというように、

その分子の特徴づける

分子の顔?

のようなものです。

 

もうひとつ、勉強になった部分は、

「香りを分析する方法」

です。

 

ガスクロマトグラフィー

名前は、聞いたことあります。

精油を購入すると、成分分析表がついているので、

その分析表を作るのに、必要な装置であることは

知っています。

この本では、詳しく測定方法が述べられていました。

私には、難しい部分もあって、完全に理解するほど

読み解けたわけではありません。

ここは、もう少し読み込むか、分析化学の基礎を学ぶと、

理解できるかなと。

さらなる勉強が必要です。

 

最後に、

私は、ひとつの精油に含まれる個々の成分を取り出して、

その香りを嗅ぐ機会はありません。

でも、自分の好きな香りを見つけるには、

成分分析表を読み取る事が重要だと思っています。

自分が求めている香りかどうかを判断するには、

成分ひとつひとつについて、

特徴を理解することも大切であると思いました。

良い本に出会いました。